『 頑太郎®』の施工は敷きならし&散水で簡単施工!
軽くてサラサラなので作業もラクラクです
1.下準備
草刈りをして、雑草が残らないように表面の土を3~4cmすき取ります。
舗装厚と水勾配に合わせ、地面を整地します。
転圧等で下地面をしっかり締固めます。(強く踏んで足跡がつかない程度)シャワー状の散水ホースで下地面に散水します。
2.敷きならし
仕上げ高さに合わせて、型枠用の角材等を設置します。(広い場所は1~2m幅に区画)トンボや大きめのプラゴテで平滑に仕上げます。
『頑太郎®』は軽くてサラサラなので、トンボがなくても板などでならせます。型枠材には3×4cmの角材が便利です。
3.散水・完成
『頑太郎®』の内部全体にまんべんなく充分にシャワー状の水を散水します。シャワーの強さは、ならした表面が荒れない強さが目安です。
1回の散水範囲(1~6㎡)を決め、奥から順に均等に散水します。ゆっくり浸透していきます。下までしっかり浸透するよう、数回往復して散水し、表面が乾いてきたら再度散水します。
散水量の目安
施工をうまくやるコツ
1.下準備のコツ
除草 について
立鎌などで根元から雑草を取り除きます。
表面の土3~4cmを雑草の根と共にすき取ります。
2.敷きならし・仕上げのコツ
仕上げのコツ
最初は小さい面積でテスト施工し、ならし方や散水量などのコツをつかんでください。
トンボやコテでならした後、T型ほうきで軽く掃き仕上げ、再度大き目のプラゴテで平滑に仕上げます。
3.散水のコツ
散水の範囲を分割する
散水する範囲を1~6㎡位に分割し、順に散水します。
範囲が広いと散水量が不均一になります。
決めた範囲をまんべんなくシャワー状の水で数回往復してください。
表面が乾いてきたら再度全体に散水してください。
表面を指で押さえて少しくぼみができ、しっとりした状態になっている事を確認してください。
散水中は時々フォークで『頑太郎®』を掻いてみると、下の方まで水が入り、しっとりとしている事を確認しながら散水量を調整してください。
きれいに施工するためにあるといい道具
草削り鎌・立鎌
根元から除草するため、草削り鎌や立鎌でしっかり根元から草を取り除きます。
鍬・シャベル
土を掘り起こして、掘り下げるために使います。
手箕(てみ)
掘り起こした土を移動するための大きなちりとりです。
角材(3~4cm角)
端部までしっかり『頑太郎Ⓡ』を敷き詰めるために角材で区画を作ります。三寸(9センチ)以上の平板が便利です。
トンボ
木製の地ならし用トンボが便利です。
T型自在ほうき
『頑太郎Ⓡ』を敷きならしの仕上げに使います。通常のほうきよりも先端が平らなので使いやすいです。
木ゴテ
中~大のサイズで木製またはプラスチック製のものが便利。
シャワーヘッド
散水はシャワーで行った方が敷きならした『頑太郎Ⓡ』が崩れません。
フォーク
散水後の浸透確認に使います。
頑太郎®基本仕様
地盤状況や使用目的により厚さや下地路盤などが異なります。
『頑太郎®』の厚さ5センチ以上は敷きならしと散水を2回に分けること。
2回目の敷きならし厚さは3~4センチ。
(散水量の不足がないように注意)
下記は一例です。参考程度にしてください。
詳細が知りたいお客さまはお問い合わせください。
用途 | 舗装厚 | 『頑太郎®』 必要数量 |
1㎡当たりの材料費 消費税別途 |
雑草防止(強固な下地面) | 3センチ | 2袋 | 4,200円 |
雑草防止(かたく踏み固められた下地面) 軽歩行 資材置場 |
4センチ | 2.7袋 | 5,670円 |
歩道(遊歩道・園路など) |
5センチ | 3.3袋 | 6,930円 |
駐車場目的(家庭用など) 管理用道路(路盤必要) |
6センチ | 4袋 | 8,400円 |
駐車場目的(家庭用以外) 管理用道路(路盤必要) |
7センチ | 4.7袋 | 9,870円 |
舗装表面の水たまり防止のため、2%程度の水勾配を取ってください。(1メートルで2cmの傾斜)
壁ぎわや端部は、特に必要な舗装厚が薄くならないように施工してください。
使用前の留意事項
下記を了承いただいた上で使用願います。
- 歩行やタイヤによる摩耗が発生します。摩耗による粉塵が発生する場合があります。歩道や駐車場の場合は、事前にご相談願います。
- 土と同じように自然の変色やコケ等が生える場合があります。
- 下地面の変化や凍結、外力により、ひび割れや剥離が発生する場合があります。
- 下地面は充分に締め固めて(強く踏んで足跡が付かない程度)ください。使用の用途に応じた舗装厚や路盤(砕石下地等)仕様で施工してください。
- 以上、これらのことが気になるお客様はご利用をおやめください。
使用時の注意事項
下記を必ず守って使用願います。
- 施工方法や施工仕様を守って使用してください。
- 防塵用保護メガネ、マスク、手袋、長靴等の保護具を着用して、特に目に入らないように充分注意してください。
- 袋から取り出す時や、作業中の飛散に注意してください。
- 強風や雨天(翌日も含む)などの天候不良時は施工を避けてください。
- 当日と施工後1ヶ月間に最低気温が5℃以下と予想される時期の使用は事前にご相談ください。
特に当日と施工後1ヶ月間の気温が2℃以下と予想される場合は、施工を避けてください。凍結や低温による硬化不良の恐れがあります。 - 目に入った場合は、すぐに綺麗な水で充分洗浄し、すぐに医師にご相談ください。
保管方法
- 湿気の少ない屋内で直射日光を避けて保管してください。
- 使い残した場合は、袋の口を固く縛り同様に保管し、なるべく早く使用してください。